2024.07.17
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こんにちは。フランス・パリでフリーランスソムリエとして活動している細川聖香です。日に日に
夏の暑さが増すこの頃ですが暑いのは気温だけではありません。7月26日より開催されるスポーツの
祭典、オリンピック　パリ2024へ向け、地元パリジャンの熱気も高まってきています。

シャイヨー宮から望む、開会式会場（建設中）とエッフェル塔

パリ2024オリンピック・パラリンピック委員会によると、5月8日にギリシャよりフランス本土（マルセイユ）に到着した聖火は、約2ヶ月をかけフランス国内を回りその後7月14日にイル・ド・フランス県・パリに到着予定、同月26日エッフェル塔の開会式に備えます。　
街中でオリンピックムード一色になっており、シンボル　エッフェル塔も五輪の装飾が施され、選手・サポーターを歓迎する準備が整っています。今夏は観光客もいつもに増して多く開会式会場予定のトロカデロ広場は世界中から訪れる人々で賑わっています。

Marie-Line Sina

まずはかつての職場でもある、エッフェル塔展望台内ミシュラン2つ星レストラン　ル・ジュール・ヴェルヌを紹介します。何といってもお店からの景色は格別で、ランチ時はパリの観光スポットをミニチュアの街並みのように眺めることができ、ディナー時には市内の素晴らしい夜景を一望できます。フレデック・アントン　シェフが腕を振るう料理はもちろん美味、約400種類が常備するワインリストからとっておきの一本を選び、美食の街パリにいられる実感と、心に残るラグジュアリーな時間を過ごしてください。

ル・ジュール・ヴェルヌ
- 6 avenue Gustave Eiffel 75007 Paris

　せっかくパリに来たならエッフェル塔を望みながら気軽に美味しいワインを飲みたいと思いませんか？セーヌ川沿い、パリ16区にある　パレ・ド・トーキョー（日本語訳で東京宮殿の意味）という現代アート美術館。施設内には「バンビーニ」というイタリアンレストランがあり、グラスワイン（13ユーロから）はもちろんのこと、各種カクテル、コーヒーなども提供、サラダやパスタなどの軽食も注文できます。年中無休、深夜まで営業なのも嬉しいポイント。テラス席からはエッフェル塔が眺められ地元パリジャンも通う穴場スポットです。

パレ・ド・トーキョー
- 11 Avenue du Président Wilson 75116 Paris

・パリで飲む・買うべきワインとは？
フランス国内で流通されることが多い小規模生産者のビンテージ・シャンパーニュ（単一ビンテージ）や、グラン・ヴァンと呼ばれる高級ワインの古いビンテージなど、日本ではなかなか出会えないワインを探してみてください。店員さんに好みと予算を伝えておすすめを聞いてみるのも新しい発見につながるかもしれません。

・ワイン、食品のお土産を買うのにおすすめのところは？
大型百貨店のル・ボン・マルシェ（パリ7区）はワイン売り場のワイン品揃えも良く食料品売り場も充実していて、センスのいいお土産を一緒に購入できるでしょう。また免税手続き可能なのもうれしく、旅行でパリに来たらぜひ訪れたいお店です。

・パリ初心者におすすめのレストラン、フランス語よく分からなくても大丈夫なお店とは？
エスカルゴ、田舎風パテ、鴨のコンフィなど、フランス伝統料理が食べれる人気ビストロ・ブラッスリーをトライしてみてください。中には日本語メニューを用意しているお店もあります。店員さんと目を合わせて「ボンジュール」と挨拶するのも、フランス海外旅行の醍醐味の一つです。

・7月下旬～8月はバカンスで閉まっている店が多いと聞くけど、オリンピック期間でもそうなのでしょうか？そうだとしたら、ディナーはどういうところで調達できますか？
夏に閉まることの多いフランスのレストラン。ですが街のカフェはほとんど通常通り営業しています。また大型スーパーや百貨店のお惣菜コーナーも必見です。量り売りで販売しているのでフランス料理を少しずつ食べることができます。前菜・メイン・デザートにワイン、好きなものを購入して、お部屋で気軽なレストラン体験をしてみてください。

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